#24 トラブルの時こそ、素直に衆知を
*写真はイメージです
会社人生、冷や汗MAXのトラブル
入社三年目。
社内工場のWeekly生産化に向けて、ERP/SCMパッケージを導入するSIerをしていた。
そこで、私はその工場からサプライヤーに対して、長納期部材用の予約注文というデータを新たに作り管理できる新機能を富士通と開発し、本番導入をリードすることになった。
事前確認も済み、機能をリリース。
特に問題はなさそうだったが、少し見てみるとデータがなにかおかしい...
本来は予約注文というデータになっているべきものが、すべて確定注文のデータになってしまっている。
!!!
なにが問題かというと、3年先までのサプライヤーへの発注データが、本来は"注文する意思はあるけど、まだどうなるかはわからないので、半年前ぐらいに確定しますので準備しといてねー"というはずが、"3年先の注文も全部確定します!モノくれ!"という、ビジネス直結なトラブルに成りかねない状態になってしまった。
え、まずいじゃん...
冷や汗出まくりながら、まずは状況を富士通と一緒に確認してみる。
リリース前の状態に戻すロールバックも、機能は戻ってもデータの状態は戻らないようだ...
問題になった注文データ件数は500ほど。
実際のサプライヤーへの注文データ伝送は、1日2回あり、次の伝送まで残り1時間...
え、なんかの時限爆弾解除するようなドラマみたいな状況。
こうなったら、もう自分の力ではどうしようもなく、上司に報告。そして私からクライアントの情報システム責任者に報告。状況は共有できたが、対策案はまだない...ヤバい...
と、その時、富士通の人が
"マニュアルインプットなら、ある画面からデータを修正できます!"
と。
問題のデータは500件。
タイムリミットは40分。
でも、修正手順は1件1分はかかる。
私や富士通担当者の数人では全件終わらない。
と、ここでクライアントの責任者から、
"手分けしてやりましょう!それぞれが画面で修正対応するデータの振り分けリストを印刷してください"
神!
総勢20名ほどで、一気に500件のデータを、タイムリミットまで20分も残して無事修正できた。そしてデータも問題なく伝送されたのだ。
このように、やはりトラブルがあった時こそ、対応の仕方は大切だなと痛感。報連相って当たり前のようになっているが、いざ自分が体験するとその大事さは違う。
素直に報告しておくと、自分だけの課題でもなくなり、目の前の問題を解決するために周りを巻き込める。
ちゃんと報告してくれてありがとう、と逆に感謝されることもあるのだ。